変形性疾患はなんで起こるの?

最近リハビリLabみずきでは、変形性関節症の方からよく問い合わせがあったのでブログにしたいと思います。
変形性股関節症、膝関節症といった変形性関節症はなぜ起こるのか、知っていますか?
このブログを読んで、病態を知ることで予防や改善に繋がることを祈っています。
変形性関節症は、さまざまな原因により関節の軟骨がすり減ることを契機に発症します。関節軟骨は、以下のような役割をもっています。

・骨が受ける衝撃を吸収する
・骨と骨との摩擦を防ぐ
・関節の曲がる角度を調整する

軟骨がすりへることで、関節における上記のような働きがうまくいかなくなり、関節の変形・痛み・腫れなどが進行すると言われています。

メカニズムとしては、運動などの刺激により、軟骨の表面がすり減ると、これを補修するために軟骨細胞が増殖します。また、軟骨の水分量が増えて、軟骨が軟らかくなります。このときはまだ自覚症状はほとんどなく、軟骨の修復能力を上回って軟骨がすり減ると、すり減った角度にあわせて関節が変形します。また軟骨がすり減った部分で関節にかかる衝撃が増加し、炎症(関節炎)が起こります。この頃から関節運動により痛みが出るようになります。
関節軟骨の成分が変化し、軟骨に含まれる水分量が減り、弾力も失われていきます。この頃から関節の動かしづらさ(可動域制限)が生じます。関節の滑りをよくする関節液が大量に分泌されて、関節に腫れや痛みが出ることもあります(関節水腫:かんせつすいしゅ)。
軟骨のすり減りがさらに進行すると、軟骨の下の骨が露出し、骨同士がこすれあうため痛みや関節の動かしづらさが悪化します。
骨同士がこすれあう刺激で、骨の変形が進行します。痛みが激しく、歩行が不自由になるほか、安静時にも痛みを自覚するようになります。

ここまで読むと加齢や運動する変形すると思いますが、実はそうじゃないんです。
なぜなら、若い方でも変形であるO脚やX脚になっていますよね。

上記の画像で正常の方では、荷重の線が膝の皿真ん中に来るの大して、O脚、X脚は膝の内、外にずれしまいます。これが加齢するにつれて筋肉や、軟骨が減少していくことで荷重のストレスが分散出来ず痛みに繋がります。しかしながらなぜ変形するかと言いますと、生まれつきの変形、事故などの変形を除くと、常日頃の歩き方や姿勢によるものが大きいです。足先を外方向に向けて歩くがに股で歩くとO脚に、内股で歩くとX脚にストレスがかかります。それが何年にもわたり継続していくと変形していきます。

そのため、筋トレや、ストレッチなどももちろん大切ですが、歩き方や姿勢を今一度気にすることが重要だと思われます。どれか一個で改善ではなく全てにおいてバランスが大切ですので、不明なことがあればぜひリハビリLabみずきにてお待ちしております。