片麻痺ってなに?

片麻痺とは、身体の左右どちらかに麻痺の症状が見られる状態のことを言います。代表的なものでいうと脳梗塞や脳出血のどで、右脳または左脳の運動の経路(錐体路)が障害されることで引き起こされる症状で、運動機能に影響することが多いと言われています。

麻痺の軽度、重度は多種多様であり出血量や錐体路の障害の程度、高次脳機能障害の有無など様々な要因が関係してきます。しかしながらみなさま、が思う片麻痺って

手足のつっぱり(痙縮) 脳卒中 | 痛みの専門院 東京・日本橋

上記の画像を想像している方が多いと思います。これは、片麻痺ではなく痙縮と言い、二次的症状なんです。

この痙縮は、運動の経路(錐体路)と運動の経路ではない(錐体外路)のつり合いがとれなくなることで起こります。メカニズムの話しになると長くなるので、簡単に言うと筋肉を収縮させすぎないようにする機能が低下している状態でブレーキが効かないので硬くなります。そして上肢は、曲げる症状強く、下肢は伸びる症状強く出やすいです。この痙縮は、中枢神経が障害されてから回復の過程を通るなかで必ず出現してきます。我々は理学療法士は一次的な(片麻痺)を治療することは出来ませんが、二次的(痙縮)は改善できると思っています。

痙縮の改善を行うには、・アライメント不良(姿勢)・​マッスルバランス(拮抗筋-主動筋、深層筋-表層筋)​・疼痛による防御収縮(痛みによる緊張)​・不良な運動パターン(間違っている運動、代償動作)上記の問題点が痙縮を助長させている要因と言われており、リハビリを行うことで上記の問題点を抑制していくことが身体の動かしやすさに繋がると思います。